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ハローワークや転職サイトなどの自社の求人を掲載されている企業様は多いかと思います。
しかし、多くの企業が求人を掲載しているなかで、お仕事を探している方に応募してもらうということは年々難しくなってきています。
自社の魅力を転職希望者に伝えるためにはライティングスキルが必要になります。
そこで今回は、伝え方や注意事項など、求人作成のポイントについてお伝えいたします。
求人を作成する前の準備段階として、いくつか整理するべき情報や、決めておかなければならないことがあります。
まずは、下記のポイントを確認しましょう。
自社で募集する案件に関して、基本的な情報を整理していきましょう。
洗い出すべき項目を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
正社員を募集するのか、パート・アルバイトを募集するのかによって項目は変わってきますが、基本的にはこのような項目について整理していくことをおすすめします。
次に、転職希望者の方に自社のアピールポイントが伝わるように、訴求をキーワード化していきます。
ポイントは、パッと見ただけで興味を惹くことができるように、文章ではなくキーワードとして伝えることです。
例としては
・短時間勤務OK
・時給1,500円以上
・主婦活躍中
・資格手当あり
などが挙げられます。
このように、短いキーワードでわかりやすく訴求していき、転職希望者の方に長い分をわざわざ読ませるようなことはさせいないよう、工夫していきましょう。
また、給与や休日日数などは数字で訴求するとより効果的です。
次に、今回募集したい人材のターゲット像を明確にするために、ペルソナを設定します。
※ペルソナとは主となるターゲット、対象者や顧客像のことです。
採用活動においてペルソナを設定する際に、最低限決めておかなければならない項目は下記の通りです。
・年齢
・性別
・居住地
・経験の有無
・希望条件
・通勤手段
この6項目は最低でも決めておきましょう。
他にも、資格の有無などの条件的な項目や、ライフスタイルや価値観などの定性的な項目も考慮しておくと、求人を作成する際に訴求がまとまりやすくなります。
求人原稿のなかで、訴求、PRしていく軸を決定していきます。
転職希望者の方に刺さるような訴求の軸は、大きく下記の6つに分けることができます。
・職種(この仕事に就きたい)
・給与(今の給与よりもアップさせたい)
・休日(土日休みがいい、有休をとりたい)
・労働時間(残業を減らしたい、夜勤を無くしたい)
・場所、勤務地(家から、駅から近くで働きたい)
・経営理念(この会社のビジョンに惹かれた)
これらの中から軸を決定しましょう。
軸は複数選択してもいいですが、最低でも3つまでに絞ることがおすすめです。
あまり多くの訴求軸を詰め込みすぎてしまうと、そもそもの軸がぶれてしまうため、お仕事を探している方に伝わりづらくなってしまいます。
これまでに設定したペルソナと訴求軸を元に、求人で打ち出す内容をすり合わせていきます。
例えば、
・ペルソナ:〇〇市在住でバリバリ働いて稼ぎたいが、資格などは持っていない20代男性
・訴求軸:給与、職種
・打ち出す内容:月収50万以上可能、賞与3か月分、資格取得費用サポート、資格手当充実
などの流れで考えていくと良いでしょう。
ペルソナや訴求軸が明確に決まっていれば、そこまで苦労せずに内容も決めることができるでしょう。
反対に、この段階で打ち出していく内容が定まらないようであれば、もう一度ペルソナの設計を考え直したり、キーワードを再度整理することをおすすめします。
原稿作成においてポイントとなるのは2つです。
ベネフィットとは「利益」「便益」という意味です。
簡単に言うとベネフィットを伝えるとは、「お仕事を探している方に向けて、自社で働くことで得られる機能的、感情的な効果を伝える」ということになります。
求人作成前のポイントとして、「訴求をキーワード化する」ということを紹介しましたが、それとは少し違います。
事実ベースであるキーワードを、よりわかりやすく表現してベネフィットが伝わるようにしましょう。
下記に例を挙げるので、参考にしてみてください。
・17時退社
→早く家に帰れるから家族との時間を過ごせる
・研修制度あり
→未経験からでも安心して働ける
・夜勤スタッフ募集
→時給が高いからガッツリ稼げる
単純に事実や条件を書くのではなく、その内容がどのようなベネフィットになるのかを考えて伝えるようにしましょう。
お仕事を探している方は、転職、就職活動中に複数の求人を確認します。
それも、数件ではなく数十件の求人を見るという方も少なくはないでしょう。
その中で注目してもらうために、文字情報だけではなく、画像による視覚的なアピールをすることは非常に効果的です。
職場の雰囲気、仕事内容、働いている人の姿がわかるような画像を活用して、お仕事を探している方が働いているイメージが湧くようにしましょう。
また、写真をそのまま活用するのではなく、編集ソフトなどを使って訴求ワードを追加することで、画像を見ただけで自社で働く魅力が伝わるようにすることも重要です。
ハローワークの求人では多くの画像情報を活用することは難しいですが、求人広告などを利用する際にはぜひ実践しましょう。
求人広告を作成する際には禁止されている表現があります。
・性差別表現
・年齢差別表現
・特定の人を差別・優遇する表現
・実態と異なる好条件
これらに触れるような表現を記載した場合、最悪法的措置を取られる可能性もあります。
下記によくあるNG事例をまとめたので、参考にしてください。
いかがだったでしょうか?
少し工夫するだけでも、お仕事を探している方からのイメージは変わり、応募が発生しやすくなるかもしれません。
まずは事前の情報をしっかり整理し、ペルソナを設定することから始めてみることをおすすめします。
【応募獲得の必須知識!求人原稿作成マニュアル】ぜひご活用くださいね。
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