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今回は7月のセミナーでお伝えすることを少し書きたいと思います。
人は誰しも、上の図のような心理段階のどこかに属していると言われています。(多分皆さんも・・・)
この欲求を少し踏まえた上で、求職者に置き換えた際にどのようなメッセージを訴求するかがポイントになります。今回は中途採用の例で考えてみたいと思います。
【目次】
1. 求職者の課題や悩みを考えてみる。
2. 自社の中途採用社員で現在頑張っているのは誰?
3. 求める人物像の「悩み」と「解決」の提示がポイント。
4. まとめ
1. 求職者の課題や悩みを考えてみる。
マズローの欲求5段階説の図では、
生理的欲求⇒安全の欲求⇒所属と愛の欲求⇒承認欲求⇒自己実現の欲求と上がっていきます。
ざっくりとそれぞれの段階における悩み例を上げてみると、
○生理的欲求
(例)月々の支払いがあるからとにかく稼がないと・・・
○安全の欲求
(例)生活を安定させたいから色々整えたい・・・
○所属と愛の欲求
(例)ただ仕事をこなすだけでなく、組織の中で自分の居場所を作りたい・・・
○承認欲求
(例)自分の能力を認めて欲しい・・・
○自己実現の欲求
(例)自分の実力を活かして自分らしく生きていきたい・・・
あくまでも5段階の中での一例ですが、このような課題や悩みを持っているわけです。
過去の自分に置き換えてもそれぞれの段階時期があったのではないでしょうか?
例えば、年末になるとよく「期間社員募集!」「寮完備!」「日払い!」というような求人広告をみかけることはありませんか?
これは生理的欲求段階にいる求職者をメインに求人を行っている分かり易い例になります。
では、その他の段階を見た際に、どのような打ち出し方になるか?
様々な求人広告を見てみるのがいいかもしれません。
求人会社さんの中には、この部分をスペシャルに熟知していて、ターゲットを明確にして、見事なコピーライティングを打ち出して結果を得ている方もいるようです。
ぜひ、自社のターゲットとなる求職者の段階における悩みを書き出してみてください。
2. 自社の中途採用社員で現在頑張っているのは誰?
次は自社の中途社員の中で、1年目、3年目あたりの方が当時の面接に来られた時期に、
○どんな悩みや課題があったのか?
○実際に就職して今はどうか?
をヒアリングしてみます。もちろんヒアリングするのはバリバリ頑張ってくれている方です。当時のことを振り返ってみることで、先ほど考察した欲求のどこにいて、どのような悩みがあり、自社に就職することでどう解決されたか?が見えてきます。もちろん、まだ解決されていないことがあり、時として耳が痛い話が出ることもあるかもしれませんが、そこは定着率を上げる為の会社の課題となります。
○どんな悩みがあった?
○ほかにどんな進路の選択肢があったの?
○実際に働いてみて何か変わった?
など、ヒアリングしていくことで、求職者の悩みと、自社が提供できた解決策(求職者へのメリット)が見えてきます。
ぜひ一度ヒアリングをされることをお勧めします。
3. 求める人物像の「悩み」と「解決」の提示がポイント。
上記の1と2を進めることで、自社の理想とする求職者、及びその求職者の悩みや課題、求めていること、欲していること、などが見えてきます。
そして自社が求職者へ提供できるメリット「解決策」が見えてきます。これを打ち出していきます。
○ホームページに先輩の声をいれるといいよ。
○社長メッセージなんて、そんなのだれも読まないよ!
求人活動をしていると、色々なご意見があると思います。しかし一方で、求職者目線から組み立てると上記2つの内容が必要な場合が多々あります。
かつ、その内容も狙うターゲットに合わせた内容に必然的になってきます。
4. まとめ
ターゲットとなる求職者の「悩みは何か?」、自社はそれを「どう解決できるか?」
なんだか営業でよく飛び交うソリューション営業みたいですが、基本は同じことなんだろうと思います。
ぜひ、トライしてみてください!
このような内容と事例を踏まえて、7月にオンラインでの採用事例セミナーを開催します。
ご興味のあられる経営者様、総務部・人事担当者様はぜひご参加ください。(参加費は無料です)
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